+ ぬくもりのカケラ.....きっと逢えるね.....





+ 愛の暮らし +

あなたがいて
あたしがいて
暖かい夢が微笑んで
何にも換えがたい愛の暮らし

陽だまりがあって
そよ風が吹いて
庭先の草花が囁いて
何にも換えがたい愛の暮らし

日々を生きて
時を愛でて
穏やかな眠りがあって
何にも換えがたい愛の暮らし

以上を求めず
以下を慈しみ
在りのままの今を生きて
何にも換えがたい愛の暮らし

何もかもが愛の暮らし

そう
自らのすべてが愛の暮らし

2005/01/14(Fri) 21:29





+ ノエル +

もうすぐノエル
今年のメニューを考えてる
サンタさんの衣装も用意して
あなたと二人サンタパーティー

もう何度目になるのかしら・・・
あたしたち二人の特別な一日

2004/12/01(Wed) 21:51





+ autumn leaves +

けやき通りも今はもう秋色
渡る風に落ち葉が語りかけるわ

カサカサッ・・・
カサカサ・・・

バスストップのベンチも
ショップのショーウィンドゥも
みんな秋色

ここに流れる時間までもが
想いを深めて季節に染まる

あなたを待って
高い空を見上げていると
今枝を離れた一枚のけやきの葉が
ハラリと舞い落ちた

秋の高い天空から降り注ぐ一瞬のドラマ
名作映画を見ているような瞬間

あなたのメルセデスはまだ見えないわ

2004/11/07(Sun) 01:19





+ 移ろう季節に +

乾いた鋏の音と共に
ケープに舞い落ちる髪の音・・・

サラサラと儚く寂しく
過ぎた夏の記憶を断ち切るように
新たな明日を想い髪を裁つ

少しの寂しさと
鏡に映る新しい自分にわずかな戸惑い・・・

あなた何ていうかしら・・・?
ステキになったよって言ってくれるかな?

いつもの様に扉を開けて
いつもの様に「ただいま」って言うわ

いつもと違う髪形と
いつもと違うルージュを装って・・・

2004/10/24(Sun) 22:29





+ レンガ色の時間(とき) +

金木犀の甘やかな匂い
高く穏やかな青空・・・

秋の囁きは街に溢れ
見慣れたレンガ通りのたたずまいも
少しだけセンチメンタル

あなたと二人
この澄んだ季節の風に吹かれて歩く

いつもの店の扉を開きながら
振り返ればそこに想い出がいるの

昨日までの二人
出逢った頃の二人
積み重ねてきた日々・・・

情熱的だった恋も
今は穏やかな愛に姿を変えたけど
ひとつ季節の暦をめくる度に深くなる愛

言葉を微笑みに替えて
前を歩くあなたの背中に投げかけるわ

あなたが好きよ!
いつも傍にいてね!・・・って

2004/10/07(Thu) 17:15




+ 夏の記憶 +

衣替えをしながら思い出す夏の記憶

夜の浜辺、花火をしたね・・・
人気の無い小さなビーチであなたと二人
波の音と満天の星
最後の線香花火がポトリと落ちて
星灯りにあなたの口づけ・・・
ふっと風が通り過ぎた気がしたわ

土砂降りの通り雨の中
傘もささずにケンカもしたわ
あなたの言い訳とわたしの我儘・・・
立ち去ろうとするわたしを引き寄せて
抗うわたしに雨の匂いの口づけ・・・
ケンカの訳さえ見失った気がしたわ

夏祭りで買った綿あめの味
縁側で街に架かる虹を見つけた
オープンルーフのSLで高原を駆けた
蝉時雨の並木道で1本のラムネを一緒に飲んだ
二人乗りの自転車で転んだ夏草の匂い

思い出を包んで夏服をしまう

2004/09/22(Wed) 23:51





+ 夏の終わりに +

暑い夏もあと少し
あと少しで終わるね
あの日あなたと歩いた浜辺は
変わらぬ輝きをそこに残して
幾重もの思い出と共に波が時を連れて行くの

人影もまばらな浜辺は
一抹の寂しさと落ち着きを見せてくれた

あの日と同じように
売店で買ったラムネを飲みながら
時々おでこにくっつけながら
波打ち際を歩いてみたの

時は流れていたのね
見えないところで確実に・・・

青い空も白い砂も
見渡せばこんなに広い

あたしの右側が空いているだけの
ただそれだけの違いなのに
こんなに広いわ

ラムネのビー玉がカラリと泣いた
あなたのいない夏・・・

2004/08/13(Fri) 00:04





+ 風の並木道 +

夏の緑は力強く深く
並木道に影を創るから
お買い物の帰り道は
右に左に
影を選んで歩くの

所々の木漏れ日がキレイ

カラフルな歩道のタイルは
子供たちの遊び道具ね

同じ色のタイルを選んで
ピョンピョン・・・

時折頬を撫でてゆく風が心地よくて
思わず目を細めて立ち止まる並木道

ひとつふたつ深呼吸をして
風の並木道をまた歩き始めるの

買い物袋の中の
アイスが溶けないうちに帰らないとね
風の並木道を
影を選んで右に左に・・・

お昼寝してるはずのあなたの頬に
冷たいアイスでごあいさつ!

「ただいま」・・・って!

想像しながら笑っちゃう風の並木道

どんな顔で驚くかしら!?

2004/07/17(Sat) 17:01





+ 思い出に続く道 +

商店街を抜けて
街はずれの公園に続く道
あなたと歩いた青春

映画を見た後
右手にあなたの想いを感じながら
ふたりでここを歩いたよね

今日はひとりで歩いてみた

様変わりした商店街に
あの日の二人をダブらせれば
思い出の何もかもがセピア色

公園の隣にある喫茶店はあの頃のまま

公園も
あの頃よく乗ったブランコも
新しくキレイになってたわ

お買い物の途中で
ひとり思い出を追いかけてみたけど
やっぱりあなたと歩く方がステキ

青葉がまぶしすぎるのに
あの頃は気付かなかったけど
思い出を振り返れるようになれば
美しいものの一つひとつに
こうして気付くものね

二人の時間に戻るために
今来た道を
思い出の道を歩いて帰るわ

リニューアルしてたあのお店で
あなたのシャツを買って帰るわね

今のあなたに似合う色で・・・

2004/06/03(Thu) 11:21





+ ゆるやかな朝 +

遅い目覚め

起き上がるまでの
ゆっくりとしたまどろみが好き

時間に追われることのない休日

あなたが目覚めるまで
こうしてぬくもりに抱かれているわ

ゆるやかな時の流れを漂っているわ

まどろみを漂って
もう一度眠りに落ちないうちに
あなたは目覚めてくれるのかしら・・・

2004/05/23(Sun) 09:53




+ ゴメンと言って・・・ +

カーステレオのボリュームを上げて
周りの音をすべて消して
雨の夜の海岸線を北に向かうの

哀しい夜には海に行くの

誰もいない海

田舎町のフェリー乗り場は
灯りも消えて
自動販売機の光に誘われ
コーヒーを買ったの

些細なことだったけど
あなたのコトバが許せなかった

いつもなら笑って終わるコトなのに

あなたの手からSLのキーを奪い取って
呼び止める声を振り切って飛び出した

雨に乱れる水面が
暗い水面が
まるで今のわたしの心

鳴りつづける携帯の電源を切って
カーステレオも止めて
エンジンを止めた夜の港

激しくルーフをたたく雨・・・

目を閉じると
海に呑まれてしまいそうで恐くなる

でも
夜が明けるまで帰らない

悔しいから帰らない

朝一番の電話に
あなたが謝ってくれないと
わたしはどこにも帰れない

2004/05/09(Sun) 01:12





+ がんばれ・・・ +

桜はみんな散ってしまって
葉桜が風にそよいでる

花の名残は歩道の片隅に・・・

その傍らに幼い桜

添え木に支えられて
暖かなお日様を浴びてる

わずかばかりの葉をつけ
その端っこに桜花をひとつ・・・

幼い桜が一足遅れにがんばってる
たったひとつの桜花だけど

満開・・・

2004/04/22(Thu) 08:12





+ あなたが・・・ +

あなたが・・・

あなたがいい子でいろと言えば
わたしはずっといい子でいれる

あなたが淫らになれと言えば
わたしはあなたの情婦になるわ

あなたが・・・

あなたが何も言わないから
わたしはわたしのまま・・・

2004/04/15(Thu) 20:22





+ 時を止めて・・・ +

もういいよね
時を止めても・・・

あなたと出会って
「ここからが始まり・・・」って
ふたりで買ってきた掛け時計

あやふやに時を刻むようになってしまったね

それはそれでいいのかもしれないのに
不安定な時の流れが許せなくて・・・

何かが
あやふやな「時」に連れ去られてしまいそうだったの。

それが怖くて壁からはずしたわ

今まで刻み続けた歴史を振り返りながら
キレイに拭いて
電池ボックスのビスを抜いたの

一抹の寂しさを指先に感じながら
人差し指だけで電池を抜いたわ

今日あなたが新しい時計を買ってくる

新しい時を刻み始めるというの・・・?

それとも・・・

電池を抜いたはずの時計の秒針が
カ・・・チッと一度だけ動いた気がしたけど
気のせいかしら?

新しい「時」も大切だけど
今までの「時」も
ずっとずっと大切にしようね

ずっとずっと
同じ「時」を生きていこうね

2004/04/13(Tue) 19:14





+ お休みお寝坊さん +

明日はお休み日曜日

ふたりベッドでお寝坊しましょ

あったかいお布団と
あったかいお部屋・・・

目が醒めたら紅茶を淹れるから
あなたはトーストを焼いてね

スクランブルエッグはあなたにおまかせ
あたしはサラダを盛るわ

ふたりで作ったモーニングセットで
いただきまぁ〜す♪

明日はお休み日曜日

ふたりで一緒にお寝坊しましょ

2004/04/11(Sun) 00:23




+ チョコレートキス +

ショコラブラウンのリップスティック
パールがキラキラ

今夜の外出のために塗ってみたの

チョコレートみたいで美味しそうなんて
いきなりのキス

赭里のショコラリップはどんな味?

2004/04/03(Sat) 19:19





+ 一日 +

あなたのいない休日
一人きりのお部屋はガランとして静か・・・

いつもより肌寒く感じたから
あなたのライターで暖炉に火を入れたの

薪の燃える音が耳につくから
バッハのレコードをかけてみた

夕方までは帰りそうにないから
デザートでも作ろうかな・・・

ショコラのパルフェグラッセがいいな

それが終わればパンを焼くの
あなたの定番RUSSIAN BREAD

今日のメニューはボルシチに決まりね

大き目の野菜をコロコロ
大きな鍋でコトコト

いつもと変わらない時の流れ
日常という名の安心

「ただいま」の声と
「おやすみ」の言葉
わたしの日常のひと区切り・・・

2004/03/27(Sat) 13:37





+ 雨の夜は +

リビングライトの灯りが
テーブルのワインを透してキレイ

無造作に置いたスターアニスが香る夜

しっとりとした雨の夜は
いつもと違うチェロの響き・・・

あなたと二人
休日前夜のパジャマコンサート

2004/03/25(Thu) 21:01





+ prologue +

あなたの自慢のSLで
会社の前まで送るから
行ってきますのキスをして

わたしはオープンルーフから
ミラーを見ながら手を振るわ

肌寒い朝の空気の中で
外国映画のようなキスをして

わたしはここに
パロマ・ピカソの残り香を残して帰るから
見えなくなるまで見送ってね

この朝が今日を綴るプロローグ
一日のドラマの始まり・・・

2004/03/24(Wed) 22:52





+ 今日はシチューを +

春の雨だというのに冷たくて
暖炉に火を入れたの
時折パチパチッと音がして
あなたを一人待つ静かな部屋を暖めてくれる

薄墨の空に時の存在を忘れてしまうわ

とても長い時間が流れたような気がしてたけど
あなたが帰る時間まではほど遠く
あなた待つ時間を埋めるために
今日のメニューはシチューにしたわ

あなたの好きなRUSSIAN BREAD
そしてワインはChambertin

ブーケガルニの香りがキッチンに溢れ
あなたの帰りを手ぐすねひいて待ってるの

テーブルにも花を添えたわ
だから・・・

ねぇ、早く帰ってきてね

あなたを暖めるものたちが
わたしといっしょに待っているから

2004/03/24(Wed) 19:01




+ 恋の在処 +

わたしの恋の履歴を知りたがるあなた
あなたの恋の結末を気にしてるわたし

昔の恋の記憶

甘い思い出とせつない終わり

寄り道や回り道をしながら出逢った恋

今確かなものは
わたしにはあなたしかいないって事と
あなたにはわたししかいないって事・・・

そう、それだけ・・・

2004/03/22(Mon) 22:04





+ おやすみのKISSを・・・ +

おやすみのKISSをって言いながら
おやすみできないKISSをするのはだぁれ?

そのくせ「おやすみ」ってわざと・・・

くやしくて後ろからくすぐってあげた

お風呂上りの石鹸の香り
洗い立てのサラサラの髪

いつもと同じ暖かい背中・・・

ねえ、こっちを向いて

あなたの胸で眠らせて

2004/03/22(Mon) 22:03





+ ワニさんスリッパ +

あなたに頼まれてたスリッパを買ってきたわ
ほんの遊び心で
ワニさんの顔をしたスリッパを買ってきたの

「こんなの履けないよ!」って・・・

呆れてたあなたをよそ目に
それがおかしくて笑い転げてたら
あなたはムッとした顔で
ソファーの上でソッポ向いちゃったね

謝ったけど返事も無くて
どうしようもないままに
わたしも黙り込んでしまったら・・・

いつの間にか
わたしの後ろでワニさんスリッパのあなた

少しおどけながら
「ホレホレ!」
「赭里のオシリ喰っちゃうぞ!」って・・・

ワニさんスリッパのあなたがおかしくて
またまた吹き出して笑っちゃった・・・

笑ってわらって
いっしょになって笑い転げたね

笑いのツボにはまっちゃって
お腹が痛くなるくらい笑ったね

ケンカをしても
ずっとずっとあなたといたい

そうして最後は
いつもこうして仲直りしたい

今日のケンカのキッカケ
ワニさんスリッパ

今日の笑いのキッカケ
ワニさんスリッパ

フローリングの上をペタペタ

ダイニングにも
リビングにも出没・・・

あなたの足元でモコモコの
少しとぼけたワニさんスリッパ

見るたびに笑っちゃう

2004/03/22(Mon) 22:02





+ 仔猫のように +

明日晴れるかな・・・?

晴れるといいなぁ。

あなたといっしょに
窓際のソファーでうたた寝したいから

まるで仔猫のようにフワフワと
陽射しの中で丸くなって眠りたい

まどろみの中で
指とゆびを絡ませて

微かな吐息を耳に受け
おだやかな幸せの時間を漂っていたいの


明日・・・、晴れるといいな

2004/03/22(Mon) 22:02





+ やわらかな午後 +

今日はお休み・・・
いつもと違って
平日のお休みの気だるい午後

昨日買ってきたミルクがあったから
今日はアッサムティーでティー・オ・レ

今日はこれから何をしましょう

ショッピング?
読書?
お散歩?

でも
とっても清々しいお天気だから
窓辺でうたた寝しちゃいそう

午後のやわらかな陽射しが心地いいから
今夜のメニューを考えながらうたた寝・・・

やわらかな午後
ミルクティーの香り
時のまどろみ

幸せ

2004/03/22(Mon) 22:01




+ 菜の花揺れて・・・ +

暖かな陽射しを浴びて
せせらぎを聴きながらのお散歩
河原の土手には鮮やかな黄色の妖精

あなたの「春が来たね」って言葉に一言

残念でした「冬が去っただけよ」って・・・。

春はこれからやって来るの
今はまだ春の足音

「わたし達もまだ早春よね」って言ったら
あなたに抱かれた左の肩に力を感じて
菜の花の群生の前で口づけされたわ

まだ少し冷たい風が
熱くなったわたしの頬を撫でていった

まるで笑うみたいに
風の中で菜の花揺れて・・・

2004/03/22(Mon) 22:00





+ あなたと・・・ +

あなたとおそろいのリング
プラチナのリング

車を洗うのに
傷つけちゃいそうだったからはずしたの

そこだけ日に焼けずに白く指輪の跡・・・

指輪をはずしてもあなたと一緒!

きっとあなたの指も白く指輪の跡・・・

車を洗いながら
あなたと出逢った頃の事を思い出してみたわ

ケンカも沢山したわ
笑いあったのも沢山で
Kissも沢山・・・

これからも仲良くケンカして
いっぱい、いっぱい愛し合おうね

泣くのも笑うのもいつも一緒で
KissもSexも最愛の心で・・・

2004/03/22(Mon) 21:59





+ 白い朝 +

雪の朝
わたしは部屋を出ない
勿体無くて足跡を付けたくなくて・・・

雪の朝
彼は長靴でお仕事に行った
1番乗りだって自分の足跡に満足気・・・

もうっ!
そのままにしておきたかったのに・・・

でも、お仕事なのよね

「気をつけてね」「行ってらっしゃい」

2004/03/22(Mon) 21:59





+ 酔待草 +

長い夜に抱かれ
ベッドの中でウトウト・・・

あなたが帰ってくるまで起きていようと
見ていたテレビも今は砂の嵐
枕もとの小説も開いたままで
ふと目を醒ました午前02:00

あなたのぬくもりもまだここにはなくて
起き抜けにアッサムティーを入れたの

明日は休日

あなたは今頃2軒目のお店かしら!?

早く帰ってこないと拗ねちゃうぞ!

2004/03/22(Mon) 21:58





+ 悪魔のシッポ +

悪魔のシッポを踏んずけちゃった朝
アンラッキーの始まりはそんな感じ

お気に入りのティーカップをテーブルから落っことして
見事に粉砕・・・

ポットのダージリンの香りが腹立たしくて
シンクに流しちゃった

出勤時間の迫る中
アイラインは決まらずイライラ

慌てて出勤
忘れ物

バスには乗り遅れちゃうし
15分の遅刻

どこにあったのかしら悪魔のシッポ

きっと思いっ切り踏んずけちゃったのね
お寝坊してた悪魔のシッポ

そろそろご機嫌なおしてくれるかな?

2004/03/22(Mon) 21:57




+ バージンスノー +

目覚めた朝に
窓の外は一面の雪景色

うれしさと驚きに
「うわぁっ!」って声をあげたら

いつ目覚めてたのかあなたは
「どうしたの・・・、何!?」って・・・

雪を見て喜んでるわたしを見て
あなたも笑ったよね

昨夜口ゲンカして
背を向けあって寝たのに

イヤな事全部
この雪が埋めてくれた

あなたの笑顔が
わたしの心あたためてくれた

「仲直りね!」って
あなたにキス

おはようと、ありがとう・・・
そうして
ア・イ・シ・テ・ル・・・のキス!

ケンカの後
背中を向けあって寝たけど
あなたが何処にも行かず
横に寝ててくれたぬくもり忘れない

バージンスノーな心で
ずっとずっと
愛し合っていけたらいいね

これからもずっと・・・

2005/02/05(sat) 12:30





+ 時の眠り +

静けさに包まれて
横で眠るあなたの寝息を聴いている

ブラインドが翳を落とす月明かり
テーブルに置いたままの
飲みかけのレディグレイが
蒼い薄明かりを染める夜

愛を紡ぐひと時はとうに凪ぎを迎え
シーツの波は眠りに落ちたわ

シャンパンゴールドより薄い
限りないモノトーンの時間だけが
息遣いに合わせてゆらりゆらり・・・

あなたの胸のぬくもりを頬に感じ
眠りの船にあたしも乗るわ

何も纏わぬままで
時の波間をゆらりゆらり・・・